【ゲッターズ飯田が教える】お金持ちが自然とやっている、3つの振る舞いとは

　極端な言い方をすれば、努力してもムダ。お金を払ってくれる人に好かれなければ意味がない、ということになります。

　そう考えると、「清潔感」「愛嬌」は、言わずもがな、です。

　よほど特殊な仕事でない限り、頑張っていても不潔でムスッとした人より、「清潔感」「愛嬌」がある人のほうが、断然、つきあいたいと思うはずです。いくら努力していても、間違ったほうへ進んでいては、お金持ちにはなれません。

　仕事とは、人との関係なんです。人のためになることが仕事になるのです。どんなにデキる人でも、「あの人とはつきあいたくないな……」と思われたら、いずれ依頼は来なくなるでしょう。

　そして「バカ正直」とは、信頼できる人かどうか、という意味です。

　仕事とは、信頼関係の上に成り立っているもの。失敗を隠して人のせいにしたり、言い訳したりと、正直でない人は仕事の邪魔になるだけなんです。

　たとえ失敗しても、素直に非を認め、その事実と向き合い改善策を見つけられれば、「同じような失敗を防ぐ方法」として、売れるノウハウを生み出す可能性があるかもしれません。

　不誠実な人は、人の心を惑わすので、それだけ精神的にも時間的にもムダが生じます。

　お金持ちはムダが大嫌い。ですから正直でわかりやすい人の方が、お金持ちにとっては価値のある人になりやすいのです。

楽しげな姿は、チャンスを呼び込む！

「清潔感」「愛嬌」「バカ正直」であることで、人からつきあいたいと思われ、お金を使いたいと思ってもらえることは理解していただけたのではないかと思います。

　あともう一つ、意識したいことがあります。それは、「楽しみ上手」であるということです。

　ある駐車場で働いていたおじさんの話をしましょう。

　その方はとても楽しそうに仕事をする人で、いつも「こっちを使ってください！」と明るく誘導し、雨が降れば「傘どうぞ！」と元気に話しかける姿が特徴だったそうです。

　ある日、「60歳が定年で、もうすぐ辞めるんです」と話をしていたおじさん。ついに最後の日、なんと駐車場に行列ができたそう。

　なぜかと言うと「こんなに気持ちよく仕事をする人を見たことがない」と口々に述べて別れを惜しむ人たちが花束やお菓子を持って押し寄せたからです。

　するとある会社の人から、「うちの警備員として働きませんか。楽しく仕事をする姿勢を教えてください」と依頼が！　

　仕事を楽しむおじさんのマインドが、以前より収入のいい会社での働き口をもたらしたのです。楽しく仕事をする人にチャンスは来るのですね。

※『ゲッターズ飯田の金持ち風水』より

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