相性は、合わなくて当たり前
人の好みは千差万別と言うように、気の合う友人でも、異性の好みとなると全然違っていたりして、「意外!」「どこがいいの!?」などと盛り上がった経験があると思います。 僕の「五星三心占い」の統計上でも、自分と同じ欲望を持っている人は、全体の割合からすると1割しかいません。そこにさらにタイプ別の分類もかけ合わせると、120分の1となります。120人に1人しか自分とまったく同じ星を持った人はいません。意外と少ないと思いませんか? そう考えると、性格や相性は、合わなくて当たり前、です。
何が言いたいかというと、占いの分類とは「当たっているか/当たっていないか」ではなく、あなたが自分のことを、「どれだけわかっているか」が重要だということ。そもそも論として、相性のいい人を探すには、まずは自分がどういう人で、何を求めているのかを知っておく必要があります。自分は、どういう人と一緒にいると幸せを感じるのか、どういう人と一緒にいると素直になれるのか。
キーワードとなるのは「欲望」です。自分の欲望を理解したうえで、相手がどんな欲望を持っているかに気づくことが大切です。そもそも120種類も違うタイプがいるのですから、この理解と気づきがしっかりとできるだけで、自分には本来合っていない、間違った人にふらふらと行ってしまうことを防げます。