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ここに取り出しましたるは、このカメラ。
名前は「Kenko デュアルモニターデジタルカメラ DSC880DW」。ケンコー・トキナーのカメラです。
デュアルモニターの名が示すとおり、モニターが前・後に付いているのが特徴でございます。

* * *
 最近のカメラの背面モニターと言えば、上方への可動範囲が180°なんてものもあって、カメラ正面に向けられることから、自分撮り(セルフィー)好きや、ツーショット、集合写真などを撮影する際に重宝されているようです。ですがこのカメラなら、モニターをひっくり返す手間なく! 前面モニターで写りを確認できるのです。

 さらに、レンズにも特徴があります。それは、35mm判換算で14mm相当と広角なタイプである事(明るさF2.8)。
 ツーショットでも余裕をもって適度な距離感で写せたり、ビルや塔など建物の全景なんかもばっちり入るなど、旅カメラとしてもぴったりではないでしょうか。

 そして、水深3.0m防水性能(無圧60分以内:IPX8相当)まで揃ってます。これからのシーズン、海や川に持っていてみるのもアリかと。

 前面モニターは1.8型とかなり小振り。隣にレンズがあるから仕方ないにしても背面モニターは2.7型と、いまどきにしては小さ目。さらに画素数は有効約800画素と、いまどきのカメラと比べたら画素数は正直低いです。というかこのカメラ今時のカメラじゃないんです。発売されたのは2013年7月で、すでに生産終了品となっています。

 んじゃ、なぜ今取り上げているかというと、それは、Amazonのせいです。

 ご存知の方もいるかと思いますが、このサイトのトップページにAmazon ベストセラーというランキングを表示する機能を埋め込んでいまして、そこでなぜか現れては消え、消えては現れを繰り返してました。それですごく気になったのでつい買ってしまったという次第です。もちろんAmazon・・・じゃなくて実店舗で。

 カメラ量販店へ行って、ケンコー・トキナーのコーナーをのぞいてみたものの、さすがにもう陳列されていませんでした。が、ダメもとで店員さんに聞いてみた所、あぁそういえば的な感じで倉庫まで見に行ってくれました。

 約4分後。誇らしげな顔をしてもどってきた店員さんの手には、なにやら青い箱(水をイメージしたパッケージ)が。そうこれこそまさに奇跡の出会い。うれしくなって思わず、仕事の癖がでて、あとどれくらい在庫があるのかなどを聞きまくり、一瞬、なにこの人という目で見られてしまいました。

 ちなみに、Amazonの購入ページの情報が(半)パなくて驚きます。ここではめったに買い物しないので、ほかのページがどうなっているのかよくわかりませんが、サンプル画像とかQ&Aとかいろいろ載っています。

 ん?画質はどうなのかって?
 それはご自身の目(心)で確かめてください。
 敢えて言うなら、そうですね・・・デジカメの写真ってこんな風だったよねと、懐かしい感じです。

 ともあれ、無事に手に入れましたので、開f・・・じゃなかった、あんぼっくす します(スマホの人はお手数ですが上の方へもどって画像を見てください)。

ハンドストラップほか、背面にベルトループ付きのケースも付いてます。なかなかにくいですね
ハンドストラップほか、背面にベルトループ付きのケースも付いてます。なかなかにくいですね
新しいカメラはまず洗わないといけませんね
新しいカメラはまず洗わないといけませんね
レンズのところのしずくとか、良い感じに付いてくれました
レンズのところのしずくとか、良い感じに付いてくれました
一昔前って具体的にはわすれましが、背面モニターがこのくらいのデジカメって多かったように思えます。
一昔前って具体的にはわすれましが、背面モニターがこのくらいのデジカメって多かったように思えます。
天面にあるボタンは、3つ。左からモニター切り替え、電源、シャッターとなっている。シャッターボタンは、メニューを操作するときには決定ボタンにもなる。
天面にあるボタンは、3つ。左からモニター切り替え、電源、シャッターとなっている。シャッターボタンは、メニューを操作するときには決定ボタンにもなる。
前面モニターモードにしていると背面モニターは消えます。省エネです。右端の操作ボタンは、上から、テレ/ワイド、フラッシュ、モード切り替え、メニューと並んでいる。Mと書かれたモード切り替えボタンは、撮影時だと静止画/動画の切り替えとして機能する。再生時には再生状態から撮影状態への切り替えとして機能。最近のカメラなら再生中でもシャッターを押せば撮影状態となることが多いが、このカメラはMを押さないと切り替わらないので注意
前面モニターモードにしていると背面モニターは消えます。省エネです。右端の操作ボタンは、上から、テレ/ワイド、フラッシュ、モード切り替え、メニューと並んでいる。Mと書かれたモード切り替えボタンは、撮影時だと静止画/動画の切り替えとして機能する。再生時には再生状態から撮影状態への切り替えとして機能。最近のカメラなら再生中でもシャッターを押せば撮影状態となることが多いが、このカメラはMを押さないと切り替わらないので注意
底面のバッテリーボックスのカバーは、この写真でいうと、爪を上に押し上げつつ、右方向へスライドさせないと開かないようになっているので、初め両手を使いましたが、慣れてくれば片手でもいけなくないです。
底面のバッテリーボックスのカバーは、この写真でいうと、爪を上に押し上げつつ、右方向へスライドさせないと開かないようになっているので、初め両手を使いましたが、慣れてくれば片手でもいけなくないです。
さきほどからバッテリーボックスと言っていますが、電源は電池です。単42本で駆動します
さきほどからバッテリーボックスと言っていますが、電源は電池です。単42本で駆動します
microUSB端子にmicroSDスロットがあります。蓋の内側には防水性を高めると思しきラバー素材がみえます
microUSB端子にmicroSDスロットがあります。蓋の内側には防水性を高めると思しきラバー素材がみえます
値段はこんな感じでした
値段はこんな感じでした