「打撃だけを見ても、大谷は少なくとも昨年の冬にヤンキースと9年総額3.6億ドルの契約を結んだ(アーロン・)ジャッジと同じ価値がある」とMLB公式サイトのマーク・ファインサンド記者は記事で見解を示した。

 エンゼルスの地元紙オレンジ・カウンティ・レジスターのジェフ・フレッチャー記者は、「契約は、比較的、早くまとまるかもしれない」と語る。

 17年にエンゼルスを選んだ時も、大谷は球団と面談を始めてから5日ほどで決断した。球団側も、大金を要する大谷を獲得できるかどうかで、その後の補強が変わってくるため、早めの回答が欲しいところだろう。フレッチャーは11月末から12月初旬くらいに決まるのではないかと予想する。

 大谷がどの球団を選ぶかは分からないが、この冬の米球界が大谷を中心に回ることだけは確かだ。(在米ジャーナリスト・志村朋哉)

AERA 2023年11月20日号より抜粋

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