「五月病」を吹き飛ばすITグッズを総ざらい！

　大型連休が明けて2週間ちかくが過ぎたが、まだ疲れが残っているという人も多いだろう。イマイチ仕事に身が入らない方、インパクトがあるIT関連グッズを使って、五月病になりそう気分をバシッとさせてみてはどうだろうか。そこで今回は、ちょっと変わったITグッズを3点紹介する。

■アイテム1　「モバイルバッテリーなビデオカメラ」

　その名の通り、スマートフォンなどを充電できるモバイルバッテリーが内蔵されたビデオカメラだ。一見すると普通の充電バッテリーだが、USBコネクタの横に小さなレンズが仕込まれている。要するに、モバイルバッテリーに500万画素のカメラが内蔵され、「1280×720ピクセル」のハイビジョン画質で最大32ギガまで記録ができるという、何とも変わったグッズなのだ。

　さて、使い道だが、セミナーや会議の記録用の使い方はもちろんだが、簡易防犯カメラのような使い方もできる。先日も空き巣被害に遭っていた家主がこの手のカメラを机の書類の間に挟み込み、犯人逮捕に役立てたという報道があった。こちらのグッズも防犯グッズとして使うこともできる。

■アイテム2　「スマホ大画面化モバイルバッテリー」

　この製品だが、実はかなりアナログな仕組みで、モバイルバッテリーに拡大鏡が付いているというシンプルな構造となっている。iPhoneやスマホの画面を最大約3倍拡大する拡大鏡とモバイルバッテリーが合体した折り畳み式のスタンドである。付属のUSB、microUSB、Lightning,Dockの三つ叉ケーブルを使えば、さまざまなデバイスに充電可能というのもウリだ。

　さて、知り合いのテレビマンが変わった使い方をしていたので、紹介しておこう。彼は拡大スタンドとして使っていた。台本を読んだり、原稿を読んだり……。バッテリーにLEDライトを接続すれば暗い中でも小さい文字を読むことができる。さまざまな使い方ができそうなグッズだ。

■アイテム3　「スーパー仰向けゴロ寝デスク」

　こちらは、寝ながらノートパソコンが使えるというグッズだ。左右に6個の関節が付いたアームに360度回転する天板がセットされており、関節を自由に動かして角度や高さを調整する。さらに、ゴムバンドと固定フックでノートパソコンを逆さまにしても落ちない仕組みだ。天板の大きさは「285×550mm」。大型のノートパソコンにも対応しており、これからの季節にはうれしいUSB電源で動く冷却ファンが内蔵されている。

　ホームセンターで見つけたので店員さんに使い勝手を聞いてみた。その人は、「パソコンデスクとしても普通に使えるので、最初は布団やベッドで座りながら使用してください。眠くなったら関節を反転させてそのまま仰向けで使うのがオススメです」と話していた。

　文章を作成したり、メールを打ったりといった作業ではなく、YouTubeやDVDを寝ながら見るのに最適なグッズである。寝ても覚めてもパソコンざんまいという方、使ってみてはいかがだろうか。

（ライター・中森勇人）