堂々たる宣戦布告なのか、不覚にも本音が漏れてしまったのか。広末涼子(42)の不倫相手として、今や“時の人”となったシェフの鳥羽周作氏(45)が、広末の夫であるキャンドル・ジュン氏(49)にたんかを切り、波紋を広げている。7月1日、鳥羽氏は長野県での新店舗オープンに姿を見せ、その場にいた東スポWEBの記者に、「フラれたやつがメソメソ女々しく言ってるだけ」などとキャンドル氏への不満をぶちまけた。不倫した側から、された側への“マウント”とも取れる発言だが、どのような男性心理が働いているのか。男女関係や不倫について20年以上取材を続けるライター・亀山早苗さんに話を聞いた。
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――今回の鳥羽氏の発言について、第一印象をお聞かせください。
率直に、やらかしちゃったねーっていう印象です。キャンドルさんに対して、「クソっすよあいつは」とか「マジでああいうやつは抹殺された方がいい」とか、あんな言葉、今どき高校生でも言わないんじゃないですか? 幼稚というか、全体的にやさぐれた中学生みたいな印象でした。
先月、鳥羽さんが文春オンラインのインタビューに応じたときは、一応自分が悪いと言っていたし、言葉遣いも悪くなかったし、それなりにまともだなと感じたんですよ。そこでやめておけばよかったのに、直後にこの発言。ああ、本音はこっちかと思いました。鳥羽さんは実業家なので、そんなに脇は甘くないと思っていたんですけど、レストランのオープニングでちょっと舞い上がっていたのか、東京を離れて長野まで来ていたからなのか、気がゆるんだんでしょうね。
それに、東スポっていうメディアのキャラクターも関係していると思います。記者のほうも「シェフの料理食べに来ました、おいしいっす!」みたいな、すごくフランクな感じだったんじゃないでしょうか。そこにまんまと乗せられちゃった。文春のように、200分間ガチっとインタビューして、まっとうな言い訳を引き出す手法とは全然ちがいますよね。場が違えば、同じ人でもここまで言うことが変わるのかと思いました。