今、韓国女子の間で「ワンデークラス」なるものがはやっているという。ワンデークラスとは、いわゆる「手作り体験教室」のこと。日本では、ガラス細工や木工、陶芸などのクラフト系をよく見かけるが、コスメ大国韓国では香水作りが人気。ちょっと懐かしい「ネオンサイン」を作るという講座も見つけた。旅先での手作り体験は、作ったものを持ち帰ることができて、旅の思い出になるのがうれしい。いま行くべき最新スポットを網羅した「&TRAVELソウル2024」から、次のソウル旅行で試したい人気の「ワンデークラス」を紹介したい。
「L’EAU MAGIQUE」で香水作り
人気ブランドの直営ショップが続々オープンしているおしゃれスポット、聖水(ソンス)エリアにある人気の香水工房。自分で香水を作るだけではなく、その人のイメージに合った香水を作ってくれるというメニューもある。ワンデークラスで作る香水は1瓶50ミリリットルと大容量なのもうれしい。
ワンデークラスに参加すると、まず、「トップ」「ミドル」「ベース」に分かれた香りの中から、気に入った香りを1つずつ選ぶ。次に選んだ3つの香りの原液を、指定されたグラム数だけ瓶に詰める。そして、瓶に詰めた香りの原液をアルコールと精製水で薄めれば、完成だ。
40分ほどで、自分好みに香る世界に一つだけの香水が手に入る。
「may 9th」でキャンドル作り
こちらは、三清洞(サムチョンドン)エリアにある完全予約制のアトリエ。香水、石鹸、キャンドル作りを体験することができ、すでに日本人観光客にも大人気なのだとか。例えばキャンドル作りは、所要時間1時間程度で4万ウォン。150グラムほどのキャンドルを持ち帰ることができる。
キャンドルの原料となるソイワックスは大豆を用いた植物性。「バンブー」や「アイリス」など12種類の香りから好きなものを選び、キャンドルに香りをつけることもできる。スポンジや筆を使って好きなデザインに仕上げる。