ミーゴスのメンバーであるオフセットがソロ・アルバムを準備する中、クエイヴォもニュー・アルバム『ロケット・パワー』を近々リリースすることをインスタグラムで発表した。
クエイヴォは、この2ndアルバムがミーゴスのメンバーで甥の故テイクオフに捧げる作品であることを明らかにしている。「このアルバムは、ロケット、自分たちの真のファンのためのもので、また俺のセラピーでもある。このアルバムは、自分が今感じていることをそのまま反映している」と彼は心のこもったメッセージを投稿している。
先日オフセットが米バラエティ誌のカバー・ストーリーで明かしたように、クエイヴォもテイクオフの死を悼みながら、内なる葛藤と闘っているようだ。「良い時もあれば、落ち込む時もある、失望する時もある、バラバラになる時もある、そういう時さえ自分の強さを取り戻している。今はすべてが大丈夫じゃないかもしれないけど、ロケットがそれを正す方法を教えてくれた!ロケット・パワーは自分を前進させ、燃料を与えてくれる。我々がどんな試練に立ち向かっていても、ロケット・パワーが克服できるよう手助けしてくれる」と彼は続けている。
今年に入り、クエイヴォは「Honey Bun」「Greatness」や故テイクオフに捧げる楽曲「Without You」などのシングルをリリースしてきた。2023年の【グラミー賞】では、マーベリック・シティー・ミュージックとエモーショナルなトリビュート・パフォーマンスを披露していた。
『ロケット・パワー』は、クエイヴォにとって2018年の『クエイヴォ・ハンチョ』以来のスタジオ・アルバムとなる。デビュー作には、ドレイク、21サヴェージ、カーディ・B、リル・ベイビー、マドンナなどがフィーチャーされていた。初動9万9000ユニットを獲得し、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場2位を記録し、翌年にはRIAA(アメリカレコード協会)からゴールド認定されていた。