2020年2月24日付(集計期間:2020年2月10日~2月16日)のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で、Official髭男dismの「I LOVE...」が総合首位を獲得した。
前週ダウンロード、ストリーミング、動画再生を伸ばして総合首位に立った「I LOVE...」は、シングル発売となった当週、CDセールスとルックアップでポイントが加算し、ラジオ、ストリーミング、ルックアップで3冠を獲得して2週連続で“JAPAN HOT 100”総合首位を獲得した。前週と比較すると、ダウンロードは前週31,194DLから当週36,897DL、ストリーミングは前週5,800,595再生から当週7,023,425再生、動画再生では3,338,750回から4,621,488回へといずれも増加した。メディア露出とシングル発売がデジタル関連指標にも影響を与えており、フィジカルとデジタルの好循環が今後も期待できるだろう。その好循環は他楽曲にも影響し、総合トップ10圏内にヒゲダン楽曲が4曲、総合100位圏内には8曲チャートインしていて、彼らの快進撃はまだまだ続く。
ヒゲダンと同じく存在感を維持しているのがKing Gnuだ。先週金曜日の2月14日にミュージックビデオが解禁された「どろん」は、『ミュージックステーション』の実演も相まって、計測期間わずか2.5日で動画再生数を2,760,181回をマークして同指標8位につき、ダウンロードとストリーミングも増加させて、前週33位から総合6位にジャンプアップした。「白日」もダウンロード、ストリーミング、動画再生数を伸ばし、総合3位を守っている。King Gnuは総合トップ10圏内に2曲、総合100位圏内に7曲チャートインと、こちらもヒゲダンに劣らず、まだまだチャートを賑わせる見込みだ。
TVアニメ『鬼滅の刃』の大ヒットにより、様々なトピックがメディアを広く賑わせているが、その主題歌であるLiSAの「紅蓮華」の勢いもまた衰えず、当週は総合4位と、前週より順位をひとつ上げた。昨年12月からコンスタントにシングルは約2,000枚以上を週ごとに売り続け、発売以来の累計売上枚数は当週で8万枚を超えた。ダウンロード、ストリーミングも下降傾向に入るたびに盛り返す粘り強さをみせ、5週ぶりの総合4位となり、昨年春からのロング・ヒットが続いている。
◎【JAPAN HOT100】トップ10
1位[1]「I LOVE...」Official髭男dism(15,904枚・36,897DL・7,023,425再生)
2位[2]「Pretender」Official髭男dism(-・15,544DL・6,254,293再生)
3位[3]「白日」King Gnu(-・15,545DL・6,387,235再生)
4位[5]「紅蓮華」LiSA(2,640枚・23,540Dl・4,486,831再生)
5位[4]「パプリカ」米津玄師(-・39,397DL・-)
6位[33]「どろん」King Gnu(-・8,219Dl・2,793,118再生)
7位[6]「D.D.」Snow Man(19,671枚・-・-)
8位[7]「バッド・ガイ」ビリー・アイリッシュ(-・8,417DL・3,176,121再生)
9位[10]「宿命」Official髭男dism(-・6,826DL・3,915,299再生)
10位[11]「イエスタデイ」Official髭男dism(-・4,314DL・3,767,625再生)
※[]内は前週順位
※()内はシングル枚数・ダウンロード数・ストリーミング数(各50位圏内のみ)