二階堂ふみと染谷将太が主演、くるり「ばらの花」とサカナクション「ネイティブダンサー」のマッシュアップ曲が使用された相鉄都心直通記念ムービー「100 YEARS TRAIN」が公開された。
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本ムービーは、2019年11月30日に相鉄線とJR線の相互直通運転が始まることを記念したもの。100年の時を描いていており、大正・昭和・平成・令和とそれぞれの時代を表現するため、車両、衣装、美術品なども当時の様子をリアルに再現。それぞれの時代を舞台に男女の恋のストーリーとなっている。
くるり「ばらの花」とサカナクション「ネイティブダンサー」のマッシュアップ曲は、片方からボーカルトラック、もう片方から伴奏トラックを取り出して、既存の曲のようにミックスし重ねたもの。歌唱は、yui(FLOWER FLOWER)とのミゾベリョウ(odol)が担当している。
◎yui(FLOWER FLOWER)コメント
新しい、変化という言葉は便利さや嬉しさに当てはまると思うのですが、せつなさや、時には寂しさもつきまとうものだと思います。
今回初めて2曲を1曲にまとめたマッシュアップという手法の楽曲を歌唱させていただくにあたり、どのように感情を込めたらいいのか迷っていましたが、レコーディング前に見せて頂いた映像から、前向きな力強さの裏側に隠れたたくさんの人達の想いや変化へのせつなさ、決意のようなものを感じたので、感じたままに表現させて頂きました。 完成した映像と音が一緒になったのを観た時は、超大作の映画に携わらさせていただいたような大きな感動で、たくさんの人達を見守って来た電車の歴史と人との関係性がドラマチックに描かれていて、100年もの間、電車が走り続けることが改めて当たり前と思ってはいけないんだと感じました。そんな変化の瞬間に歌を通して携わることができて、とても幸せです。 新たな一歩がたくさんの人達を支え、これからも見守っていくのを、心から祝福したいと思います。
そして、最後になってしまいましたがとても大好きな2曲でしたので、歌唱の機会を頂き とても嬉しかったです。ありがとうございました。 yui
◎ミゾベリョウさん(odol)コメント
相鉄・JR直通線の開業、おめでとうございます。 時を越える二つの名曲を歌い終え、音楽と映像が合わさったものの中に、このプロジェクトによって生活に彩りが増す人々を見ました。首都圏で暮らす僕たちにとって、鉄道とその暮らしは密接に関係していて、この出来事の大きさと、100年の長さを感じました。ひとりのミュージシャンとして、関われたことを誇らしく思います。