アリアナ・グランデ、「ゴッド・イズ・ア・ウーマン」MVのイメージが盗用であるとして提訴される
アリアナ・グランデ、「ゴッド・イズ・ア・ウーマン」MVのイメージが盗用であるとして提訴される
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 アリアナ・グランデが、「ゴッド・イズ・ア・ウーマン」のミュージック・ビデオに登場するイメージを盗用したとして、米ラスベガス在住のアーティストに提訴された。

 アーティストのヴラディミール・クッシュ(Vladimir Kush)と彼の会社Kush Fine Arts Las Vegasの弁護団は、アリアナが2018年に公開したMVの開始約1分あたりに登場する、ロウソクの炎に女性のシルエットが浮かび上がるイメージが、1999年と2000年にクッシュが描き、著作権を取得した絵画にそっくりであるとしてネバダ連邦地裁に訴訟を起こした。

 クッシュ側は、詳細不明の損害賠償とMVのインターネットからの削除を裁判所に求めている。訴状には被告人としてアリアナ・グランデ=ブテラとユニバーサル・ミュージック・グループ、そしてMVの監督、プロデューサー、制作会社が記載されている。

 2018年7月に公開された同MVは、これまでに約2億回視聴されている。

 クッシュの弁護士マーク・トラトス(Mark Tratos)は、ペン&テラーで知られるサイレント・マジシャンのテラーの代理人として、2012年にオランダのエンターテイナーがテラーのマジックを盗み、ネットで販売したとして訴えた著作権裁判に勝っている。