日本ではディープなファンしかピンとこないかもしれないが、May the force be with you(フォースとともにあらんことを)の語呂合わせで、5(メイ)月4(フォース)日は「スター・ウォーズの日」なのだそうだ。この5月4日にあわせて、R2-D2が手のひらサイズのバーチャルキーボード投影機になって登場した。エレクトロニクスブランド「amadana」を展開するリアル・フリート社は、ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズの各作品に登場するキャラクターをモチーフにしたデジタルガジェットを展開する新ブランド「imp.」(インプ)を発表。その第一弾商品が「R2‑D2 バーチャルキーボード」だ。

 背面や底面の細部に至るまで質感を再現した手のひらサイズのR2-D2は、胸部からバーチャルキーボードを投影する。
光によって再現されたキーボードに触れると、映画ではおなじみの効果音が再生される仕様だ。Bluetoothでパソコンをはじめ、スマートフォンやタブレット端末と接続できる。

 投影機能を持つなど、世界観とキャラクターがここまでマッチしているグッズなら、こだわりのファンも納得の一品だ。

 もともと映画の中でR2-D2が投影するのは、旧3部作のヒロインであるレイア姫だ。R2-D2から再生されたホログラムのレイア姫が、助けを求めるのである。数あるシーンの中でもインパクトが強く、多くのスター・ウォーズファンの心をとらえた名シーンだ。

 そうでなければ、こんなキーボードは生まれえず、また、セガトイズから発売されているR2-D2型のプラネタリウムだって存在していないはずだ。

 2015年12月に、待望の最新作の公開を予定している「スター・ウォーズ」。キャストも正式に発表され、盛り上がりを見せる今日この頃、赤く浮かび上がるキーボードをタイプしながら、新作映画に思いを馳せていてはいかがだろうか。