夏木マリが10日、3年連続の全国ライブハウスツアーをshibuya duo MUSIC EXCHANGEからスタートさせた。
2015年“最初で最後のツアー”と明言したのも今や昔、やはり夏木マリはライブが似合う。
3度目の全国ライブハウスツアー【MARI NATSUKI MAGICAL MEETING Live & Talk 2017】は、ミニアルバム『朝はりんごを食べなさい』を中心にパワフルなライブパフォーマンスと、毎回大好評だったQ&A式でのメッセージトークも開催した。
SE・夏木自身のタイトルコールが会場に流れ1曲目「逆走BBA」のイントロにのせてミリタリーコートに身を包んだ夏木が登場。会場のボルテージが一気に上がり、勢いそのままに2曲目「キャデラック」を披露した。
ステージいっぱいに動き、歌い、叫ぶ夏木にバンドメンバーもクランケ達(来場者)もヒートアップ。「みんな1年振り! 3回目のツアー始まりました。duoは初めて! 新曲3曲も歌います。この日を迎えられて良かった」と語り、斉藤和義作詞・作曲の「Player」を披露した。
続けてフラワーカンパニーズ「深夜高速」(カバー)と夏木の愛するミュージシャンたちの大切な歌たちを唄う。MC明けはミニアルバムからタイトルチューン「朝はりんごを食べなさい」を披露。すでに浸透されているこの曲は3声のコーラスで構成されており、クランケ達をパートごとに別けて会場内は大合唱の渦となった。
ライブも中盤に差し掛かかり、途上国の子供達と、働く女性たちの雇用整備向上を目指し活動をしている『One of Loveプロジェクト』から生まれたコーラスユニット、and ROSEsの楽曲「紅のプロローグ」を夏木がソロで披露し、続けて自身の半生を赤裸々に唄った「夏木マリ」の自伝曲「60blues」を熱唱した。
そして大好評の「Live & Talk」では、クランケが入場時に書いた相談やメッセージなどを、夏木マリの目線で伝え、ライブハウス特有の距離の近い空間で繰り広げられるQ&Aは観客と一体となって和やかな空気に包まれた。
その後、自らギターをかき鳴らし「Happy Together」を唄い上げ、ラストは「CRY BABY」でパワー溢れるライブが終了、ツアー初日公演を締めくくった。
「カッコいい」を体現する夏木マリとクランケ達(来場者)によって最高の空間を作り出したツアー初日は、このあとに続く公演でも最高のライブを予感させた。
◎ツアー情報
【MARI NATSUKI MAGICAL MEETING TOUR Live & Talk 2017】
5月10日(水)shibuya duo MUSIC EXCHANGE
5月12日(金)福岡Gate’s 7
5月17日(水)広島CLUB QUATTRO
5月25日(木)大阪BIGCAT
5月26日(金)名古屋BOTTOM LINE
6月04日(日) 17:30 / 18:00 那覇桜坂セントラル
ツアーメンバー:斉藤ノヴ(Per)、山内陽一朗(Dr)、北村力(Gt)、二宮楽(Gt)、堀川峻平(Bass)
チケット:前売り6,800円(tax in) ※イス席・自由席、整理番号付き、別途1ドリンクオーダー(未就学児入場不可)
30歳以下限定U30料金:3,400円(tax in)※立ち見・整理番号付き・入場時要1ドリンクオーダー(未就学児入場不可)
【FM長崎開局35周年MARI NATSUKI MAGICAL MEETING TOUR Live & Talk 2017】
5月13日(土)長崎 とぎつ・カナリーホール
チケット:前売り6,800円(tax in) ※全席指定