3月15日に全国15公演を回るワンマンツアーの最終日を迎えた神聖かまってちゃんが、アンコールにて新曲を披露。更に2017年初夏、東京、愛知、大阪の3都市にてワンマンツアーを開催することを発表した。
当日は、今年1月ドラム・みさこのインフルエンザ発症により延期となった振替公演として、北海道・札幌KRAPS HALLにて開催。このツアーのためのオリジナルSEを流して登場したメンバーは、待たせたな、と言わんばかりの勢いでステージに駆け上がる。その勢いのまま疾走感溢れるナンバーの「男はロマンだぜ!たけだ君っ」からライブはスタート。続けて「美ちなる方へ」がはじまると会場のボルテージはいきなり跳ね上がる。
その後もロックなギターリフが印象的な「肉魔法」アドリブの効いた「スピード」神聖かまってちゃんらしさが溢れる「いかれたNeet」と叩き込むような流れで会場の心をつかんでいく。
テンポ良くライブが進行していく中、ボーカル・の子とキーボード・monoの中毒的なダンスが特徴の「drugs,ねー子」、幻想的なインスト曲「夜空の虫とどこまでも」、物語を見ているかのような感覚におちいる「緑の長靴」、純愛を思い出すかのように吐き出される「ちりとり」と様々な景色を魅せて会場をより深く虜にしていった。
後半にはこれからも沢山の人を励ましていくであろうメッセージソング「自分らしく」が演奏され、会場とメンバーの加速は止まらない。の子のシャウトが突き刺さる「夕方のピアノ」の演奏後には気持ちが入りすぎたのか「次の曲を歌う気分じゃねーよ」と、の子が焦らし、ベース・ちばぎんのイントロを長く引っ張りながら2年前の思い出を各メンバーに語らせていく。そこからはじまる本編最後の曲「2年」は会場にいる人たちの感情の琴線に触れていくような印象深い1曲になった。
アンコールでは少し緊張した面持ちでステージに佇むメンバーの姿。「今日はまだインターネットにも出していない初披露の新曲を持ってきた。」と、の子が宣言すると、会場から大きな歓声が沸いた。「マジで緊張する。」と呟いた、の子の笑顔から新曲「光の言葉」がスタート。印象的な歌詞とホーリーな曲調がマッチした神聖かまってちゃんならではの1曲だ。
その後のMCでは6月からの東京、愛知、大阪の3都市を回るワンマンツアー開催の発表をし、会場に休ませる隙を与えないまま、気持ちの良い夏ソング「リッケンバンカー」を演奏。会場のお客さんを巻き込んでの大合唱で更にヒートアップし、そのままの勢いで名曲「ロックンロールは鳴り止まないっ」を披露。全国15公演にて開催された【めちゃ×2魔法を叶えてっ!】ツアーを最後まで盛り上げ切って締めくくった。
◎公演情報
【東!名!阪!ワンマンツアー(仮)】
全公演共通 チケット料金 前売 : 3,900円(税込/ドリンク代金別)
2017年6月23日(金)大阪 umeda AKASO
2017年6月29日(木)愛知 名古屋 CLUB QUATTRO
2017年7月02日(日)東京 キネマ倶楽部
◎リリース情報
miniALBUM『夏.インストール』
2016年7月6日(木)Release
2,000円(tax out.)
<Loppi・HMV限定盤(CD+LIVE DVD付き)>
2,500円(tax out.)