山田孝之と石井杏奈(E-girls)が、河瀬直美監督による短編映画『パラレルワールド』に出演することが分かった。
今作は、米国アカデミー賞公認のアジア最大級となる国際短編映画祭【ショートショート フィルムフェスティバル&アジア】とEXILE TRIBEがタッグを組んだプロジェクト「シネマファイターズ」の第1弾作品として製作された。
同プロジェクトは、EXILEのリーダーHIROがエグゼクティブ・プロデューサー、俳優の別所哲也が企画/プロデュースを務め、数々のメジャーアーティストの作詞を手がける作家・小竹正人の詞の世界観を短編映画で描くというもの。今作のほかに5作品製作され、6月1日から開催される【ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2017】でプレミア上映される。
世界三大映画祭の一つとして知られるカンヌ国際映画祭で、短編部門の審査委員長を務めた経験を持つ河瀬監督が自らメガホンを取った今作は、人の心の光と闇を描いた三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの楽曲「Unfair World」が原作。山田演じる主人公の徹が、15年前に伝えることのできなかった石井演じる真矢への想いを、現在と過去を交錯させて描いた、儚くも切ない恋愛物語となっている。
同曲のミュージックビデオにも出演した石井は「凄く思い入れのある曲で、温かく、守られるような優しい歌詞で何度も何度も救われました」とコメント。また、河瀬監督の作品に初出演を果たし「2日間の撮影期間だったのですが凄く濃い撮影で、河瀬さんの独特な撮り方に一瞬で河瀬ワールドに引き込まれ、全てのシーンが印象的でした」と振り返った。
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