一度は夢破れた美少女アイドルたちが繰り広げるサバイバル・カードバトル。再起をかけたソリッド・シチュエーション・デスゲーム『シンデレラゲーム』が、10月1日に公開される。
今作のメガホンを取るのは、ドキュメンタリー映画『Souda Kyouto He Ikou』でPFFアワードに入選を果たし、オムニバス映画『ヒカリエイガ』の一篇『So-Far』や『死んだ目をした少年』などで高い評価を得た、期待の新人・加納隼監督。初主演を飾るのは、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』百地霞役でブレイクした山谷花純だ。
映画『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』『寄生獣』『舟を編む』『悪の教典』『告白』、ドラマ『世にも奇妙な物語25周年記念 映画監督編』『ファーストクラス』、連続テレビ小説『あまちゃん』など活躍を続けており、9月1日からは初舞台【瞑るおおかみ黒き鴨】大山捨松役を演じ、これからの活躍が期待されている。
また、映画『みんなエスパーだよ!』に出演のグラビアアイドル・清水あいり、『KERA』ほかティーンから高い支持率を誇るモデル・阿知波妃皇、乙女新党の元メンバーで“すイエんサーガールズ”などで活動中の其原有沙など、幅広いジャンルの美少女たちが結集。そして彼女たちを戦いに導くのは、『半沢直樹』『真田十勇士』などで観る者に鮮烈な印象を残す個性派俳優の駿河太郎。今、トップアイドルを目指し、血を血で洗う壮絶な戦いが開始される。
◎山谷花純(灰谷沙奈役)コメント:
私にとって主役というのは、手を伸ばしてもなかなか届かなくて、常に自分の胸の中でいつかいつかと叫んでいた存在でした。台本を開いた時、1番最初に自分の名前がある。それを目にした瞬間、やっぱり大きくて特別だなってただ呆然とその1ページを見つめました。そして、大きな責任を強く感じました。
今回の作品は、アイドルとデスゲームという異色な2つが組み合わさってできています。その異なる対象がぶつかった瞬間に 強く光る人間の本心の輝きが今作の見所だなっていうのが第一印象です。
私が演じた灰谷紗奈は、“自分の意思が弱くすぐに人と自分を比べる” そんな弱い印象を持つ子です。そんな役が真ん中にくるからこそ最初から最後まで弱さに隠れた強さがブレてはいけないなと思いました。
シンデレラに輝くための条件とは何か? シンデレラに輝いた人は、どんな顔を見せるのか。その答えは、シンデレラゲームの作品の中に刻まれています。公開まで楽しみにしていてください。
◎駿河太郎コメント
説明台詞の嵐、出演が決定したのも、台本もらったのも1週間前と、かなり過酷な撮影でした(笑)
でも今までやった事ない非道な役柄で挑戦させてもらえたのは有り難かったです。現場はフレッシュな風が吹いていて、あぁ僕も年取ったなと感じました。僕自身もいろいろ新たに挑戦出来た作品ですし、完成が楽しみです。まぁ完成したものを見たら、きっと反省する事になるとは思いますが、常に挑戦していく役者でありたいなと思います。
フレッシュな若手アイドルの殺し合いを楽しんで頂ければ、これ幸い!
◎加納隼監督コメント
この殺伐とした世の中、誰しもがアイドル的な側面をもって生きているのかもしれません。皆に愛されるキャラクターを必死に演じて生きているのかもしれません。
大人達が作りだした不条理な世界を、汗をかき走り回る少女達は、純真で美しかったです。その美しさが伝わる映画にしたいです。