2月26日に最新作『君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。』を発表したThe 1975の「ザ・サウンド」が、Billboard JAPAN洋楽チャート“Hot Overseas”初の首位をマークした。
約3年ぶりとなるニュー・アルバムで見事全英1位と自身初の米ビルボード・アルバム・チャート1位を記録する快挙を成し遂げたThe 1975。先週洋楽チャート7位に初登場した「ザ・サウンド」は、今週さらにエアプレイ・ポイントが稼ぎ、5位から2位へランクップ。加えて、海外での好調なチャート・アクションの話題に後押しされ、初の洋楽チャート1位を手にすることとなった。8月には【SUMMER SONIC】での来日が決まっていることもあり、今後もエアプレイを中心に記録を伸ばしていくことが期待される。
先週4位にジャンプアップしたリアーナ「ワーク feat.ドレイク」は、今週さらに順位を伸ばし、遂に2位まで浮上。米ビルボード・ソング・チャートでは3週連続1位をキープ中というニュースも舞い込む中、どの指標においてもポイントを落すことなく順調に推移しており、ここ日本でも1位獲得に期待がかかる。11位には、サム・スミスによる映画『007 スペクター』のテーマ曲「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」が再浮上。現地時間2月28日に行われた【第88回 アカデミー賞で同曲は主題歌賞を受賞したことを受け、デジタル・セールスやエアプレイが再熱し、TOP20圏内に返り咲いた。
3月18日に約10年ぶりのソロ・アルバムをリリースするグウェン・ステファニーの「メイク・ミー・ライク・ユー」は、13位に初登場。グウェンは来週来日し、日本初となるソロ・ライブを行うこともあり、来日効果で次週は更なるランクアップが予想される。そして、19位にはゼッド&アロー・ブラックによる「キャンディーマン」が初登場。1971年公開の『夢のチョコレート工場』に起用され、翌年にはサミー・デイヴィスJr.によるヴァージョンが全米1位を記録したナンバーをM&Ms誕生75周年を記念してリメイクした「キャンディーマン」は、デジタル・セールス、エアプレイをはじめ、Twitter上でもじわじわと話題を集めてつつある。