CNBLUEがアルバム『colors』を引っ提げ、11月26日に行ったアリーナツアー【CNBLUE 2015 ARENA TOUR ~Be a Supernova~】(大阪城ホール公演)のレポートが届いた。
SEのメロディーと相まって幻想的に揺れるブルーのペンライト、期待感に満ちた大歓声とクラップ。それらをギュッと包み込んだようなヨンファ(Vo&G)の「Be a Supernova」のひと声をきっかけに、「Supernova」からライブが幕開け。続けて「WHITE」、と頼もしくオーディエンスに届けると、あっという間に会場の一体感が高まっていった。
「大阪、たくさん来てくれてありがとうございます。最後までよろしくね~めちゃ好きやねん」「ホンマにありがとう」「まいどまいど!」など、関西弁満載のMCは、もちろん大阪ファンのハートをガッチリ鷲掴み。ステージを駆けまわり、オーディエンスとたっぷりコミュニケーションを取るヨンファは、自ら「今日は日本語うまいね。ライブでちゃんと日本語が出来る日がありますが、今日がそれ! 皆さん、ラッキーですね」と笑顔で煽る一面もあった。
『colors』収録曲はもちろん、ダンス・ロックナンバー「HEART song」、アッパーチューン「In My Head」など新旧織り交ぜたセットリストは、バンドの音楽性の幅広さ、多彩さを確信させた。ミンヒョク(Dr)の強靭なリズムとそれに絶妙に絡むジョンシン(B)のベース。鋭く走りながら煌めきを放つジョンヒョン(G)のギターに、そこにしっかりと寄り添うように真っ直ぐ届くヨンファの歌声。デビュー以来、真摯に音楽に向き合い、揺るぎない強さと実力をつけてきた今のCNBLUEの凄みが、バンドアンサンブルから伝わってきた。
「Lady」の演奏後、「正直、そろそろ(終わりそう)」と全力を出し切った様子を見せたのもつかの間、「今まではウォーミングアップ。これからが本番!」とさらに会場を奮い立たせる。そして、「このツアーの中でも、大好きなパート」と、「Daisy」「IRONY」などのロックバラードを立て続けに光らせれば、タフでありながら優しさをはらむヨンファの歌声が、会場にかけがえのない景色を生み出していった。終盤にかけては、「holiday」「Catch Me」とエネルギッシュに畳み掛け、圧倒。ときにお茶目に、ときにカッコよく挑発的に煽るメンバーの姿も印象的だった。
なお、このライブの模様は、2月11日(木・祝)夜8:00からWOWOWで独占放送が決定。放送についてのメンバーからの喜びのコメントも到着している。
◎CNBLUEメンバーコメント映像【WOWOW】
https://youtu.be/m2rOO3P3mfQ
◎番組情報
『CNBLUE 2015 ARENA TOUR ~Be a Supernova~』
2月11日(木・祝)夜8:00 WOWOWライブ
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