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14日、札幌管区気象台が北海道の1か月予報を発表しました。14日にかけて北海道の上空に居座っていた強い寒気はようやく抜け、これから先は暖かい空気に覆われる日が多くなる見込みです。向こう1か月の平均気温は平年より高くなるでしょう。また、冬型の気圧配置が平年より弱いため、日本海側の降水量と降雪量は平年より少なく、日照時間は平年並みか多い見込みです。太平洋側とオホーツク海側では、降水量は平年並みか少なく、日照時間はほぼ平年並みでしょう。

2月16日~2月22日 雪崩、屋根からの落雪に注意

16日(土)は午前を中心に日本海側や太平洋側西部で雪の降る所があるでしょう。渡島半島付近では朝にかけて短時間での局地的な大雪となる恐れがあるため注意が必要です。一方、太平洋側東部やオホーツク海側は天気の大きな崩れはないでしょう。17日(日)は日本海側で弱い雪の降る所がある程度で、晴れる所が多い見込みです。来週は全般に晴れる日が多いですが、20日(水)頃は気圧の谷の影響で広く雪が降るでしょう。気温は平年並みか高く、日中はプラスの気温まで上がる所が多くなります。「今日は暖かいね~」が挨拶となる日が多くなりそうです。しかし、急に気温が高くなるため、積雪の多い地域では雪崩や屋根からの落雪に注意が必要となります。

2月23日~3月1日 北海道の風上には暖かい空気

冬の北海道の天気や気温は、大陸から流れ込む寒気の強さに大きく影響されます。北海道にとって風上にあたる大陸上空(1500m付近)の気温が平年より6度以上も高い予想となっているため、北海道付近には平年よりも高めの空気が流れ込むことが多くなりそうです。冬型の気圧配置は平年より弱く、気圧の谷の影響も受けにくいため、日本海側では平年に比べて曇りや雪の日が少ないでしょう。オホーツク海側や太平洋側では、平年と同じように晴れの日が多い見込みです。

3月2日~3月15日 このまま春に?! でも油断は禁物

引き続き、冬型の気圧配置は平年より弱く、また気圧の谷の影響も受けにくい見込みです。そのため、日本海側では平年に比べて曇りや雪の日が少ないでしょう。オホーツク海側や太平洋側では平年と同じように晴れる日が多い見込みです。気温は平年より高く、春の訪れを感じることもありそうです。しかし! 油断は禁物。一時的にでも上空に強い寒気が入ったり、低気圧が発達しながら北海道付近を通過すると、たちまち大雪や猛吹雪となるのが北海道の3月です。日々の天気予報のチェックを忘れずに。

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