東海地方は、きのう9日に梅雨明けしたと見られると発表されました。梅雨明け直後のこの先一週間は晴れる日が続いて厳しい暑さになるため、熱中症に十分な注意が必要です。また、きょう10日とあす11日は、急な雨や雷雨にも気をつけてください。
梅雨明け十日
きのう9日、東海地方は梅雨明けしたとみられると発表がありました。梅雨明け直後の天気の表現として、「梅雨明け十日」という言葉があります。これは、梅雨明け直後の大体10日間くらいは、太平洋高気圧に覆われて、晴れて厳しい暑さになる日が続きやすい、ということを表しています。
今週は熱中症に十分な注意を
きょう10日は、大体晴れた所が多くなりました。岐阜県では雲が多くなりましたが、雲のすき間はあって、時折日差しが出て非常に暑くなりましたので、この言葉通りの天気になりました。あす11日以降も、大体晴れる日が続く見込みです。最高気温は、内陸部で35℃以上の猛暑日になる日が多くなるでしょう。「梅雨明け十日」の時期は、まだ身体が厳しい暑さに慣れていないため、熱中症になりやすいとも言われています。外で活動する方だけではなく、建物の中でも熱中症にかかるおそれがありますので、こまめな水分補給を忘れないようにしてください。
急な雨や雷雨にも注意
「梅雨明け十日」の表現とは違って、きょう10日とあす11日の天気で注意が必要なのが、急な雨や雷雨です。大気の状態が不安定になるため、午後を中心に所々でにわか雨がありそうです。きょう10日は、山間部が中心で規模はそこまで大きくならない見込みですが、現在すでに所々で雨雲が湧いています。そしてあすは、より不安定な状況になるため、岐阜県と愛知県を中心に、局地的に雷を伴って激しく降る所がある見込みです。お出かけの際に晴れていても、念のため雨具を持って、雨雲の動きに注意をしてください。