先日、米ニュース番組、『20/20』の特番で、元オリンピック選手で性転換によって女性となったブルース・ジェンナーが取り上げられた際、彼を応援していることをツイッターに綴ったキム・カーダシアン。マット・ラウアーとの事前撮影済みのインタビューが、ニュース番組『トゥデイ』で放映された(※1)。
カーダシアンは、ジェンナーのことを「最も支えてくれる人」としながら、「わたしたちは本当に仲が良いの。これが彼を助けていないだとか、こっちは終わっているとか、わたしの母がどんなふうに感じているかとか報道されるけど、あれ全部本当に作り事なのよ。わたしたちは本当に、彼を応援しているわ。調整するのは大変だったかって? もちろんよ」と話している。
さらに、彼女たち一家に対する世間の見方について、「私たちについて言いたいように言えばいいのよ。でも私たちは、何事も家族として取り組んで行くし、最良のコミュニケーションがあるから。私たちはお互いにとても仲が良いのよ。沢山の姉妹、こんなに支えてくれる母親が居て、私はしあわせだわ。私たちはみんなこの事についてそれぞれ違う方法で対処しているかもしれないけれど、みんなで一緒に、この経験を乗り越えて行くのよ」と説明した。
カーダシアンはインタビューの最後に、「彼が生きたいと望む方法で人生を生きられることが、本当に嬉しいわ。彼は心の中の平和と、真に純粋なしあわせを見つけたのよ。それこそが人生というものよね」と締めくくった。
(※1)
このインタビューはどうやら『20/20』の特番より前に撮影されたもののようだ。というのも、ラウアーはジェンナーの表明について触れておらず、キムのまわりで起きていることについて、それを受け入れられるようカニエ・ウェストが彼女を支えているという話をしている。