独走状態だったサム・スミスの「ステイ・ウィズ・ミー~そばにいてほしい」から1位の座を奪い、Billboard JAPAN洋楽チャートにて初の1位を記録したメーガン・トレイナーの「オール・アバウト・ザット・ベース~私のぽちゃティブ宣言!」。
【第57回グラミー賞】で主要2部門にノミネートされ、米ビルボード・シングル・チャートでは8週連続1位したメーガン・トレイナーの「オール・アバウト・ザット・ベース~私のぽちゃティブ宣言!」。デビュー・アルバム『タイトル』が3月4日に日本リリースされたことをうけ、大量にエアプレイ・ポイントを稼ぎ、エアプレイ・チャートではチャートイン19週目にも関わらず、先週18位から1位に大幅ジャンプアップ。また、曲のミュージック・ビデオで披露されているぽちゃカワ・ダンスを森三中の黒沢かずこが伝授する動画が話題となったことでツイート・ポイントを伸ばし、今週洋楽チャートを制したメーガン。4月中旬には初来日を控えており、今後も大きなチャート・アクションが期待できそうだ。
2位には先週と変わらずマーク・ロンソンの「アップタウン・ファンク feat.ブルーノ・マーズ」がランクイン。全米でも依然とトップをキープしており、好調なデジタル・セールスに引っ張られロングラン・ヒットとなっている。3月末には、マーク・ロンソンが来日することも決定しており、再び1位に返り咲くことが出来るか気になるところだ。先週11位から3位へランクアップし、Billboard JAPAN洋楽チャートで初のTOP3入りを果たしたのはエリー・ゴールディングによる「ラヴ・ミー・ライク・ユー・ドゥ」。世界中でベストセラーとなった官能小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の映画版でかなり印象的なシーンに起用されているこの曲は、映画のヒットをうけ、エアプレイとデジタル・セールスでポイントを稼ぎ、じわじわと順位を上げてきている。
今週7位に初登場したのは、カーリー・レイ・ジェプセンによる待望のニュー・シングル「アイ・リアリー・ライク・ユー」。「ホントにホントにホントに好き」という乙女心をキャッチーなメロディにのせて歌った珠玉のポップ・チューンに仕上がっており、2012年の大ヒット・シングル「コール・ミー・ベイビー」同様、この夏のサマー・アンセムとなること間違いなしだ。また、先日公開されたばかりのミュージック・ビデオに、トム・ハンクスとレーベルメイトのジャスティン・ビーバーが出演していることでも注目を浴びており、春から夏にかけてチャート動向に注目したい1曲だ。