1月12日に、クール・アンド・ザ・ギャングで長きにわたりトロンボーンを演奏してきたクリフォード・アダムスが、肝臓がんのために他界した。
ニュージャージーのニュース・サイト、“NJ.com”によれば、ニュージャージー州トレントン出身のアダムスは、がんとの闘いのさなか、「医療費をまかなう保険に入っていなかった」とのことだ。アダムスの仲間のミュージシャンや家族、そして友人らが、彼の逝去の前に肝臓移植のためにトレントンで資金集めのイベントを計画していた。
長らくの友人であり、クール・アンド・ザ・ギャングの音楽仲間でもあるマイケル・レイが、アダムスの死を嘆いている。トランペット奏者であるレイは“NJ.com”に、「彼はもっとも仲の良い一番古くからの友人だったんだ。クリフを知るなら、伝染力のある彼の笑顔とその強い精神がわかるだろう。………家族想いで、この宇宙一素晴らしいトロンボーン奏者のひとりだった」と、語った。