ここ2年、自身がフロントを務めるヤー・ヤー・ヤーズで高く評価されたアルバム『モスキート』をリリースした他、【アカデミー賞】ではパフォーマンスを披露したカレン・Oが、初のソロ・アルバムを準備していることが明らかになった。
カレン・Oは、ザ・ストロークスのフロントマンであるジュリアン・カサブランカスが所有するレコード・レーベル、カルトより、9月9日に『クラッシュ・ソングス』を全米リリースする計画を自身のウェブサイトで発表した。
「27歳の時、私はひどく落ち込んだの。また恋に落ちるなんて思わなかったわね。その次期にこっそりと作ってはレコーディングしていたこれらの曲は、永遠に続く愛の聖戦のためのサウンドトラックよ。みんなの恋の役に立てたら嬉しいわ」
アルバムのアートワークを除いて、トラックリストや新曲についてなどの詳細は現在のところ明かされていない。『クラッシュ・ソングス』は2006年と2007年にレコーディングされており、プレス発表によると「プライベートなローファイ・コレクションで、オスカーにノミネートされたカレンの“ザ・ムーン・ソング”を受け継いだ作品」とのことだ。
カレン・Oは今年、スパイク・ジョーンズの映画『her/世界でひとつの彼女』のために書いた「ザ・ムーン・ソング」で【アカデミー賞】にノミネートされ、授賞式のテレビ放送でヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグと共に同曲を披露した。