EDM最大のイベントプロモーター SFX Entertainmentが、オンラインチケット販売のViagogoと7,500万ドル(約76億円)で5年間にわたる国際的スポンサーシップ契約を結んだ。
プレス声明によると、現在Viagogoは世界100か国以上でチケットを販売しており、SFXの国際的な事業展開に合わせてさらに範囲を拡張する予定とのこと。
Viagogoはすでに、フットボールチームのマンチェスター・シティとパリ・サンジェルマン、ATPワールドツアー・ファイナル、ローランギャロス全仏オープン、ベニカシムの音楽祭など、スポーツや音楽など数多くのイベントプロデューサーとパートナーシップを組んでいる。
一方、SFXはエレクトロニックミュージックを中心としたライブイベントを手掛けており、ベルギーの【トゥモローランド】、米国での【エレクトリック・ズー】などを成功させてきた。また、チケットサービスのFlavorus、ダンスミュージックストアのBeatportの運営も行っている。
SFXの会長兼CEOであるロバート・F・X・シラーマンは、「ViagogoはSFXがエレクトロニックミュージック界で唯一世界で活動する会社であり、SFXの活動を広げる最良の方法であることを認識しており、ファンの体験を強化する際の不可欠な要因となります。我々が協力すれば、サービスをより活性化させ何百万ものファンに独自の利益を提供することが出来るでしょう」と加えた。
また、Viagogoの創立者/CEO エリック・H・ベイカーは「Viagogoにとって、消費者が世界中のどこのイベントのどんなチケットでも買えるようにすることが全てです。言語も通貨もデバイスも問いません。Viagogoを介し、今後さらに世界中のイベントが身近に感じられるでしょう」と述べた。