ファレル・ウィリアムスが、パリのペロタンギャラリーで最新アルバム『G I R L』と同名のアート展示会を開催している。
「自分の音楽、衣装、ジュエリー、そして生き方全てにいつもアートワクーを取り入れて来た」と語るファレルだが、展示会場では委託されたものを含め、自ら厳選した48作品を用意。ルーシー・ヴァン・ペルト(漫画『ピーナッツ』より)、マリリン・モンロー、ジュディ・ガーランド、モナ・リザ、ネフェルティティなどお馴染みの顔をもとにしたアートワーク、またコンテンポラリー・アートでは、ライアン・マッギンレーの空想的な写真、オノ・ヨーコが観客に衣装一つ一つをはさみで切り取るよう求めた1965年カーネギーホールでのパフォーマンス映像など、彼らしくも様々な作品が飾られている。
この他にもナポレオン、フランク・シナトラ、孔子といった歴史的な偉人たちの言葉を、ユーモアと皮肉を交えて引用したフェミニストグループ ゲリラ・ガールズの作品も。なお、ギャラリー会場はかつて貴族たちが暮らしたマレ地区に残る、ホテル・デュ・グラン・ヴヌールのボールルーム(the Salle de Bal)を利用しており、6月25日まで開催されている。