5月27日、ワン・ダイレクションのメンバー、ゼイン・マリクとルイ・トムリンソンが紙巻き状の“ジョイント(マリファナたばこ)”らしき物を吸う姿が映された映像が流出した。
イギリスのデイリー・メール紙が入手した同映像には、ペルーを車で移動中の彼らが映っている。後部座席に座り撮影とナレーションを務めているトムリンソンが、ビデオの冒頭、車が駐車場から出て行く際に「さぁ、出発。ジョイントに火を付けて。楽しい毎日だ」と話している。
問題のビデオは一時、YouTubeで視聴ができた(One Direction Smoking Weed Joint Before Show Video Watch Zayn Malik & Louis Tomlinson smoking Weed)。
5分に編集された同映像では、2人がジョイントを渡し合う様子や後部座席でふざける様子が見られるほか、マリクが適当な鼻歌を歌うシーンもある。
トムリンソンは「これはゼインのステージ前のウォーミング・アップだ。ゼインは仕事に対してとてもまじめなのさ。彼はコンサート前に毎回、2時間におよぶハードなウォーミング・アップをして、高みに自分を持って行くんだ」と話す。
その後、トムリンソンは彼らを護衛するためバイクで並走している警官を窓越しにし、「彼は見ている。そして考えている。あの中で何か違法な物の匂いがするのが分かる。まさに図星だ」とふざけている。
なお、目的地近くでマリクは、現在発売しているワン・ダイレクションの本を非難しつつ、キッド・ロックのフォトブックに感心し、「大きさも2倍でハードカバーだし、黒でシンプル。クールな写真であふれているんだ……“僕の好きな色は青です”とか“僕の好きな色は赤です”みたいなアホなことは書いてない」などと話し、これにトムリンソンは「ホントそうだよ。ファンのみんなも読んでてつまらないと思うぜ」と返している。
マリクはさらに、「今俺たちがたくらんでることを教えてやろうぜ」と言い、キッド・ロックが本の中でジョイントを吸いながら中指をカメラに向けている写真を称賛し続けている。
マリファナはペルーでは違法であるものの少しの自由は認められているようで、個人使用を目的とし、その場で消費する8g以下の量であれば所持していても罰せられないという。
ワン・ダイレクションの代表が出した公式コメントは、「この件は弁護士にゆだねている」だ。