「お天気キャスターデビューの時は最年少で、いま最年長ですよ。最年少から最年長でいいの!?(笑)」と冗談っぽく話す森田さんだが、長年、天気予報を報じるうえで気を付けていることを聞いてみると「特にない」と笑う。

災害時は災害優先ということだけで、それ以外は特にないです。人間は情報を大まかにしか受け取れないので、できるだけ『具体的に大まかに』ですね。矛盾するような言葉ですが、まず、雨なのか晴れなのか。曇りだったら晴れのほうに寄せて言うとかです。受け取る情報量には限界があるので、できるだけ、テレビを見ている人には大まかなわかりやすい情報をということです。昔、ラジオの天気予報でいつも20秒ある枠がたった5秒しかないときがあって、『晴れ、晴れ、晴れ、以上、森田がお伝えしました!』って言いました(笑)。できるだけシンプルにすることが大事ですね」

 以上、天気予報がなぜ丁寧になっていったかをお伝えしました!(AERAdot.編集部・太田裕子)

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