西日本には黄砂が飛来。九州では2日連続の観測となったほか、近畿や中国地方でも観測されました。また、近畿ではよく晴れて気温が上がり、大阪府や兵庫県にはスモッグ気象情報が発表されています。屋外での活動にご注意ください。
この記事の写真をすべて見るきのう、6月中旬としては32年ぶりに黄砂を観測しましたが(詳しくは、下のリンクから「32年ぶり 黄砂が6月中旬に飛来」をご覧ください)きょうも西日本で観測されています。九州は2日連続で、近畿や中国地方にも飛来していることがわかりました。このあとも西日本中心に黄砂が予想されています。
近畿にはスモッグ気象情報も
また、梅雨の晴れ間が広がっている近畿地方は、気温がグングン上がっています。このあともよく晴れて、風も弱く、大阪は32度、神戸も29度まで上がる見込み。このため、光化学スモッグが発生しやすくなるとして、大阪府と兵庫県南部に「スモッグ気象情報」が出されました。
黄砂とスモッグ 注意することは?
【黄砂】
所によっては視程が5km以下となり、交通への影響が出る見込みです。見通しが悪くなりますので、車の運転などにお気を付けください。また、洗濯物などに黄砂が付着する可能性もありますので、注意が必要です。
【スモッグ】
光化学スモッグが発生すると、白い「もや」がかかったような状態に。空がかすんで、遠くの山や建物などが見えにくくなります。ひどい時には、目や喉の痛み、頭痛、吐き気といった症状が出ることがあります。
うがいや洗眼の他に、屋内で休んだり、激しい運動を避けたりするなど対策を心掛けましょう。