みやぞんさん(左)と林真理子さん (撮影/写真部・大野洋介)
みやぞんさん(左)と林真理子さん (撮影/写真部・大野洋介)
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みやぞん(ANZEN漫才)/1985年、東京都生まれ。2009年、保育園の幼なじみであるあらぽんと「ANZEN漫才」を結成。ギターを弾きながらの歌ネタやコントなどで注目され、16年に「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)でブレーク。17年、「かならず選挙に行く」でCDデビュー。18年8月、「24時間テレビ」(同)でトライアスロンに挑戦し、完走。趣味は野球、格闘技、ギター。(撮影/写真部・大野洋介)
みやぞん(ANZEN漫才)/1985年、東京都生まれ。2009年、保育園の幼なじみであるあらぽんと「ANZEN漫才」を結成。ギターを弾きながらの歌ネタやコントなどで注目され、16年に「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)でブレーク。17年、「かならず選挙に行く」でCDデビュー。18年8月、「24時間テレビ」(同)でトライアスロンに挑戦し、完走。趣味は野球、格闘技、ギター。(撮影/写真部・大野洋介)

 売れっ子にも関わらず、自分へのご褒美はビールと「銀のさら」というお笑いタレントのみやぞんさん(ANZEN漫才)。作家・林真理子さんが対談で、みやぞんさんの欠点からご家族との関係性まで、たっぷりうかがいました。

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*  *  *

林:さっきから聞いてると、みやぞんさんって欠点がないんですね。やさしいし、お料理もつくってワンコの散歩もするし。ちょっとブラックな面ってないんですか。

みやぞん:あ、欠点が欲しかったんですね(笑)。欠点はありますよ。毎日ビール飲んじゃいます。

林:そんなのどうってことないじゃないですか!

みやぞん:人を邪険にしてしまうときもあります。「今日は疲れた~。握手に応じたくな~い」という日も。きのうもロケのあいだにできるだけ写真撮ったり握手もしたんですけど、帰りしなにどっと疲れて、音楽聴きながらユーチューブを見てたら、いきなりこっちに来られた方がいて、「すいません」と言ってその場を離れちゃったんです。家に帰って「あの断り方は大丈夫だったんだろうか。失礼じゃなかったかな」と思って、そういうことの繰り返しですよ。

林:そんなに気をつかって、ご褒美がビールですか(笑)。

みやぞん:あと、「銀のさら」という宅配のおすし(笑)。

林:みやぞんさんぐらい収入があったら、銀座のおすし屋さんのカウンターで食べられるでしょう。

みやぞん:大して稼いでないんですよ。僕、すごく稼いでるように見えるじゃないですか?

林:ええ、見えます。

みやぞん:気持ちわかりますよォー(笑)。何千万、何億と稼いでるように思います?

林:んー……。

みやぞん:そこまでは思わないですか(笑)。ただ僕、ぶっちゃけ自分の年収を知りません。あまり気にしてないんですよ。とりあえずいっぱい稼いで税金をたくさん払おうという気持ちでいます。

林:また優等生の発言。もちろん「うるせえ」とか「だまれ」だとか、そんなことは言わないんでしょう?

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