台風が近づき、雨がポツリポツリと降りだす中、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人が、あの頃と変わらない様子で、笑い、歌った――。9月29日(土)、新潟市の万代シティで開かれたNST(新潟総合テレビ)開局50周年を記念したパラスポーツ体験イベントに3人が登場すると、会場に集まった2300人の観客から大きな拍手と歓声がわき起こった。
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3人はパラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーター。パラアスリートと共に、パラスポーツに挑戦したり、トークショーを行ったり。会場が一番盛り上がったのは3人それぞれが、実際にパラスポーツを体験実演したとき。草なぎはマクドナルド山本恵理選手の指導で上半身だけで重りを上げるパラ・パワーリフティングを体験。力を込めて顔を真っ赤にしながら「ほぼ自分の体重と同じ」という60キロを持ち上げて歓声を浴びた。
稲垣が車椅子バスケットボールでゴールに5回失敗した後、やっと6回目で決め「ギリギリのタイミング」と真剣に焦った表情を見せたり、香取が車椅子陸上(レーサー)用の車椅子に身をよじりながら体を押し込み、「僕、最近気がついたんですけど、体が大きいんです」とおどけたりしたときは、会場が爆笑に包まれた。