その後、4月17日のイ・ジュンギの誕生日を少し遅れて祝うバースデーケーキがステージへ。イ・ジュンギの顔が描かれた立派なケーキを見て、うれしそうにケーキを素手でつつこうとするしぐさからはどこか少年のような愛らしさが感じられる。ファンからのバースデーソングを聞きながら、恍惚したように上体をそらせたポーズをし、カメラに向かって流し目を送るセクシーな姿に、会場からはまた「キャー!」。一方イ・ジュンギは、ケーキと会場を背に自撮り棒でパシャリ。気に入る写真が撮れるまで夢中になって何度もシャッターを押す姿が印象的だった。ツイッターでたくさんのイ・ジュンギファン友だちとつながっているという茨城県の女性(42)は、「彼の魅力は、カッコよさと少年っぽさのギャップですよね」。

 まだまだお宝トークは続く。日本でもさらにファンを増やしたドラマ「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」のワン・ソ役については、「役でかぶっていた仮面がすごく暑かった。吹き出物に苦しみました」「表情で演技したいのに、顔が仮面で半分隠れていて、苦労しました」とのウラ話もポロリ。「(ヒロインの)へ・スの肩を抱いて『行こうぜ』というシーンは自分でもカッコイイなと思いました」とニッコリしながら自画自賛するオープンさも、イ・ジュンギらしい。現在は「無法弁護士」というドラマの撮影中で、破天荒な弁護士を演じるのだとか。「今まで社会的弱者や苦労人を演じることが多かったのですが、今回は弁護士なんです。今までやってきた役柄と違って頭も使うしケンカもあるし、すごくつかれるけど頑張ってます」とエピソードを明かした。

 そしてここからはファンからの質問コーナー。すべてひらがなで書かれた質問を、日本語で自ら読み上げる。1つ目、「ドラえもんのどこでもドアがあったら、今どこに行きたいですか?」の質問には「10年後の僕の姿が見たい。どんな暮らしをしているか。皆さんが僕と一緒にいてくれているか。新しくここに来てくださった方も、いてくれますか?」とファンに投げかけた。

 2つ目は「私は今、韓国語を勉強していますが、韓国人の男性がキュンとくるひとことを教えてください。または好きな女性に言うひとことを教えてください」。後者から答えることにしたイ・ジュンギ。聞かれてもいないのに「僕は浮気者じゃありません」とニヤニヤ、「僕は恥ずかしがり屋なので」と続けたので会場には「?」が充満した。おもむろにマイクを持ち直し、ステージ中央に堂々と立つと、「あなたと一緒に朝を迎えたい」。

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「僕いやらしいこと言っちゃったね…」