■東京ハラルデリ&カフェ(上智大学・四谷キャンパスホフマン・ホール4F)

「イスラム教徒向けにハラル料理や、菜食主義者向けにビーガン料理のメニューが学食にあるのが、上智らしいですよね」と話す上智大学の行貝寧々さん。

「このカフェは、学食のなかでも比較的最近できたのですが、いちばんおいしいと思います」

 よく注文するのが、「カレー&ナンセット」(500円)。カレーはチキン、野菜、キーマ、週替わりの4種類から選べる本格的な味。注文するとその場で焼いてくれるナンは、ほんのり甘みがある。選べる副菜2種とドリンク付きで、「おいしいし安いし、おなかもいっぱいになります(笑)」。

 上智は留学生が多いため、外国人との関わりが持てるのが何より楽しいと語る。

「キャンパスを歩いているだけでもいろいろな言葉が聞こえてきますし、学食で話しかけて友達になったり、学科のつながりで言語交換をしたり。規模の小さな大学だからこそ、できることかなと思います。外国語学部は1、2年のうちは毎日朝から授業があって、勉強は厳しいけれど、ぎゅっと詰まった学生生活を送れますよ」

■SEIJO LOUNGE(成城大学・キャンパス7号館B1F)

 成城大学の太田紅葉さんが好きな学食メニューは、その名も「成城オムライス」(410円)。

「本格的な洋食屋さんで出てくるようなオムライスを、目の前で作ってもらえるのがうれしくって。ご飯も雑穀米で、栄養的にも気を使ってくれてるなと感じます。ほかにも2つ学食があるんですが、ラウンジが女子に一番人気があると思います。

 あとは、学校のすぐ近くにあるネパール&インド料理の「K.C.」のカレーランチもよく食べに行きます。焼きたてのナンが食べ放題なので、3,4枚食べちゃうこともありますよ(笑)」

 成城はとても環境がいいと言う太田さん。

「キャンパスには東京とは思えないほど緑がありますし、何より、アットホームなんです。先生との距離が近くて、コミュニケーションするのが楽しいし、より深く学ぶことができる。よく学び、よく食べて(笑)、大学生ならではの自由を存分に楽しむことがいちばんだと思います!」

次のページ