「いずれも金銭トラブルのご説明でしょう。2月2日夕方に秋篠宮ご夫妻が御所に参内したのは、婚約延期について調整があったのかもしれません」(同)

 そして2月6日。宮内庁は会見を開き、婚約式である納采の儀の延期を発表した。めどは代替わり後の再来年。会見を開いた加地隆治宮務主管は、金銭トラブルは無関係だと主張したが、額面通り受け取る人は少ないだろう。

 会見の翌7日、勤務先から帰路に向かう小室さんは、報道陣に目を留めると、立ち止まり、素早く一礼。逃げるように立ち去ったが、その間も穏やかな表情を崩さず、笑顔さえ見せた。「結婚に問題はない」というメッセージにも受け取れるが、ある宮内庁関係者は、こうつぶやく。

「その2年の間に何が起こるかわからない。事実上の無期延期ではないか」

 かつて佳代さんの元婚約者は、小室家と同じマンションに住み、小室さんの父親と親しかった。国立音大付属小学校に通っていた小室さんが10歳だった2002年、父親が亡くなり、佳代さんはシングルマザーとなるが、中学・高校ともに小室さんを「カナディアン・インターナショナルスクール」に通わせるなど教育熱心な母親だった。

 小室さんが高校生のとき、男性は小室さん親子と親しくなり、「圭さんの父親代わりになれれば」という気持ちから、佳代さんと婚約。両親にも婚約者として佳代さんを紹介していた。この間、小室さんの学費など400万円以上を佳代さんに渡した。男性の知人が言う。

「貸したという認識でした。そうはいっても、婚約者の女性に、契約書に一筆書けとは言い難いところもあったといいます」

 事情も重なり、婚約破棄とともに、返してほしいと伝えたが佳代さんは拒否。小室さんもはっきりと「もらったものだと思っている」と答えたという。

 手元資金が苦しくなった男性は昨年末、ついに自宅の売却に追い込まれた。

 こうした小室さんと男性の金銭トラブルの報道を、

「男性の気持ちは、よくわかります」

 と冷ややかに見るのは、佳代さんの十数年来の知り合いというAさんだ。

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