早速記者も7歳のみらい君とLINEで話してみた。

「わーい! 友だちになってくれたんですね! うれしい」

 早々に絵文字がたくさんのハイテンションなメッセージ。趣味や好きな科目などあたりさわりのない話題をふると、それなりにかみ合った会話ができた。そこで、一歩踏み込んでみた。

「週刊朝日を知っていますか?」

「知らなかったことに興味はありません」

 知らないだけでなく、興味もないとバッサリ。子どもの純粋さは時に残酷だ。思わずこう返した。

「残念です……」

「また来てください」

 絵文字もなく、帰れと言わんばかりの「塩対応」。 若い読者へのアピールが足りなかったと猛省した瞬間だった。(本誌・直木詩帆)

※週刊朝日オンライン限定記事

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