モデル出身のイケメンでありながら、バラエティー番組では明るくてちょっとエッチなキャラクターも見せる沢村一樹さん。数多くのドラマにも出演し、俳優として活躍されていますが、幼いころからお母さんに俳優になるよう言われていたそう。作家・林真理子さんとの対談で過去を振り返りました。
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林:沢村さんといえば「浅見光彦シリーズ」も大人気ですけど、原作者の内田康夫さんは、シリーズ全部で何百万部売り上げたという……。
沢村:著書の発行部数が1億部を超えたとおっしゃってました。
林:ひぇ~!
沢村:1億部っていくらぐらいになるんだろうって、ちょっと計算したことありますけど(笑)。
林:でも、印税って不労所得とみなされて、すごく税金取られるんですよ。座ってても入ってくるだろうみたいな感じで。
沢村:不法所得?
林:不法じゃなくて、不労所得。私も詳しくは知りませんが(笑)。
沢村:ゼロから書かなきゃいけないから、すごく大変なのに。林さんは年間どのぐらい払ってらっしゃるんですか、税金。
林:えっと……って、そんなこと言えるわけないじゃないですか。うっかり言いそうになっちゃった(笑)。
沢村:アハハハ。
林:沢村さんは、中学生のときからお母さんに「俳優さんになりなさい」って言われてたんでしょう?