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1956年からオランダで開催されている「世界報道写真コンテスト」。10万点近い応募作品には、今を生きる人々の姿が写っている。
テロリストも画像や映像をプロパガンダに使う現代。
「我々は彼らよりも繊細かつ強く、思慮深い作品で対抗しなければならない」
「世界報道写真コンテスト」審査員のアレッシア・グラヴィアーノ氏は語る。
世界中でさまざまな現実に対峙する人々。写真家はその営みや感情などを写真に描き出す。日常のポートレートにもそれらが宿り、強く心を揺さぶられる。
■世界報道写真展2015
131の国と地域から集まった応募作品から選ばれた、約150点の入賞作品を展示
8月9日(日)まで(7月6日、27日休館)
会場=東京芸術劇場ギャラリー1
開館時間=10:00~17:00(金・土は20:00まで)
料金=一般800円、学生600円、中高生・65歳以上400円(小学生以下無料)
*大阪、埼玉、京都、滋賀、大分、広島へ巡回予定
※週刊朝日 2015年7月10日号