〈戦えるチームでの2013年のレースシート獲得は不可能という状況になりました〉
12月18日、F1に日本人としてただ一人参戦している小林可夢偉(26)が、13年のF1出場断念を公式サイトで発表した。
可夢偉は3年間所属したザウバーとの契約更新がかなわず、他チームとの契約を探っていた。11月にF1活動資金を募る募金サイトを開設し、約1億8千万円が集まった。公式サイトによると予算は800万ユーロ強(約9億円)はあったというが……。元F1レーサーの鈴木亜久里さんはこう話す。
「(募金は)たかが知れている。基本的にF1のチームはお金がかかるので、チームにお金を集める力がないときは、ドライバーに『お金を持ってきてくれ』となる。10月の日本グランプリで可夢偉は自己最高の3位になったけど、それだけでは日本の企業がスポンサーになってくれなかったということ。日本経済もモータースポーツも、“追い風”じゃないからさ」
今回の可夢偉の資金集めでは、交際中のタレント・あびる優(26)の支えが大きかったようだ。「募金は、優ちゃんも必死に集めてましたよ。自分も募金した上で、知り合いの社長らに声をかけまくっていました」(芸能関係者)。
尽くす彼女にほだされて、ついに結婚かというと、そうはいかないようだ。可夢偉の友人がこう話す。「可夢偉が飲み歩いているところによく優ちゃんも合流して奥さんのように振る舞っているけど、可夢偉は友達には『結婚は絶対ない』と言います。寂しがりやのくせに独り好きというか、独特なんです。優ちゃんは結婚したそうだけど、可夢偉は“デキ婚”にならないように気をつけているみたい」。
※週刊朝日 2013年1月4・11日号