不況や増税で、今後厳しくなることが予想される経済状況。家計をうまくやりくりするために、まずは食費を見直してみてはどうだろうか。
食費を安く抑えるために節約アドバイザーの矢野きくのさんが勧めるのが、流通業者が独自に製品を生産・販売するプライベートブランド(PB)商品だ。
「イオングループの『トップバリュ』やセブン&アイホールディングスの『セブンプレミアム』、コストコの『カークランドシグネチャー』などは、広告費やパッケージのデザイン料を削っているので、一般食品より2~5割程度安くなっています」
送料無料のインターネット通販も活用したい。
「楽天市場やアマゾンなどのタイムセールを利用すれば、定価の2~4割引きは当たり前。大量購入すれば定価の半額で買える場合もあります」(同)
スーパーの特売品情報を入手するためには、全国約8万店のチラシを無料で見られる「シュフー」を活用したい。
「新聞の折り込みには、自宅から徒歩圏内のスーパーのチラシしか入っていませんが、シュフーなら隣町のスーパーのチラシも見放題です。自宅にいながら携帯電話やパソコンで、複数のスーパーの特売情報も比較できます」(同)
※週刊朝日 2012年12月14日号