春日太一氏の『仁義なき日本沈没』を読みました。 東宝と東映、二つの映画会社の勃興期から、邦画の絶頂期からいきなりの凋落、そして二社の新しい体制の象徴である『日本沈没』と『仁義なき戦い』という二つの作品を生んだ1973年までの流れを描いたノンフィクションです。

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