3月に欅坂46の長濱ねる(20)がグループからの卒業を発表し、ファンの間で激震が走った。長濱といえば2017年12月に発売したファースト写真集『ここから』(講談社)が21万部超えの大ヒット。ファン以外には平手友梨奈くらいしか名前が知られていなかった欅坂46の中で注目を集めていただけにショックを受けたファンも多く、グループへの影響は計り知れない。こうしたなか、7月30日に幕張メッセで卒業イベントが開催され、多くのファンが詰めかけた。
「欅坂46といえばもともと、『乃木坂46 新プロジェクトメンバー1期生の募集』としてオーディションが行われ、そのまま乃木坂に入れるのかと思いきや全く別のグループとして結成されました。結成当初の2015年は、清楚なお嬢様イメージの強かった乃木坂から比べるとファーストシングルはダークで激しいパフォーマンスを見せ、あっという間にファンの心を鷲掴みに。とくに、センターを務めた平手の人気が圧倒的で、サブカル系のファンが一挙に増えました。そんな中で長濱は、紆余曲折あって一期生に後から参加し、一時期までは下部組織のメンバーと兼任状態でした。ただ、乃木坂ほか坂道グループは専用の劇場があるわけではないので、AKB48と違ってパフォーマンスが見られる機会が限定的になる。逆にテレビ番組などで目立てれば話題になった感もあり、特に長濱は途中参加や兼任解除などで話題にあがる機会も多かったんです」(テレビ情報誌の編集者)
いずれにしても写真集がバカ売れするほどポテンシャルがあった長濱。卒業を発表した3月以降はファンの前に姿を表す機会も減り、今後の仕事について危ぶむ声も出ている。卒業イベントでは芸能界引退をほのめかすような発言もあったが、今後の活動を見守りたいところだ。
ところで最近、欅坂46やお姉さんグループの乃木坂46からも続々と卒業するメンバーが増えている。
「欅坂46で言うと、長濱より先に卒業した今泉佑唯は大手のエイベックスに移籍し、順調に仕事をこなしています。結成9年目に突入した人気絶頂の乃木坂46からもメンバー卒業が相次ぎ、多方面で活躍しています。特に今後の仕事が期待されているのが西野七瀬ですが、彼女のように舞台に活動を見出す子や、生駒里奈のようにバラエティ番組などによく出演している元メンバーもいます。アナウンサーになった市來玲奈や斎藤ちはるなどは今後もテレビでの活躍が期待されています。また、将棋に強い伊藤かりんや心理カウンセラーとなった中元日芽香など、芸能界以外で活躍する人もいます。一方、初期メンバーで圧倒的に人気だった橋本奈々未は早々に芸能界を引退し、先日結婚説も流れていました。彼女は人気アーティストのライブに現役メンバーと一緒に見に来ている姿が目撃されていて、今もメンバーたちと交流があるようです」(音楽レーベル関係者)