幹部「1軒でもかけれるので。ただ、それがこういうルールがあって、8割くらいまで進捗しないとできないって」
市長「どこに書いてるねん、法律」
幹部「法律というより国のルールで、これは市長さんに予めお見せしたと思うんですけど、用地取得率を8割を一つの目途に、ですから、最初から反対しとるからと言っていきなりはかけれないと」
市長「こんなもん法律書いてないやろ」
幹部「法律には書いていませんが……」
市長「言うたらやってくれるやろ、俺が国交省に言うわ!」
<担当課長が不在、部長が会話に参加>
市長「誰の責任やねん、7年間放置したんわ。誰の責任や。担当なんて名前や?」
部長「担当は今は、係長なんですけど、この間やっぱり係長は3回変わったんかな、当初から。で、課長もあの、ずっとこう……」
市長「何やっとったんみんな? 値段の提示もしてない」
部長「値段は前年度の末に概算は提示しているんですが」
市長「概算なんか意味あらへんそんなもん。手続きにのらへんやないか」
部長「市長さん申し訳ありません、予算は今年度で積んでいるんです。前年度は国のついていませんでしたので、概算しか出せなかった」
市長「ついてないってどういうことよ」
部長「他の地権者の予算を取ってますから、ですから丸ごとどんと一年間で全事業費をつけれませんので」
市長「ダラダラとするからじゃ。(略)やっと人に言われて提示したんやろ? 今日」
部長「今日」
市長「なんやねん、今日って」
部長「3月28日に概算提示して、5月に行って…」
市長「1週間以内でお前ら全員で毎日通って取ってこいハンコを! ぶちぶち言うなら金積んだれ! お前ら自腹きってハンコ押してもらえ! それじゃなきゃ辞めてまえ2人とも。もう要らん! 楽な仕事しやがってほんま。どないすんねん、死んだら。あの角で人が死んだからやっとる工事やろうが。何が安全じゃ! もっとちゃんと誠実に仕事せえ!」
部長「はい」