そして「親は子どもの味方。宿題は一緒にやっつける」というスタンスも大事です。

 親はよく、「宿題を早くやりなさい」と子どもをしかってしまいがちです。でもそれだと、「宿題&親VS子ども」の構図なってしまいます。

 それを「宿題VS親&子ども」にするのです。

 一緒になって、「何が残ってるの? 一緒にやっつけるぞ」みたいな感じになっていくと、子どもは「もう、やれない……」となっていても、「よっしゃー!」みたいなやる気になりやすいです。

「対立関係にしてしまわないこと」が大事ですね。

 親が子どもの味方をするのです。

「もう間に合わないじゃない」と怒るのではなくて「まだ10分あるよ。パパと一緒にやっつけちゃおう」などと言ってみるのがいいんですよね。

(構成/ディスカヴァ―編集部)

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自分から学べる子になる 戦略的ほったらかし教育

岩田かおり

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