そうした、自由で自分らしい未来のイメージが持てれば、きっと安心して好きな道を歩くことができます。
たとえ受験に失敗しても、回り道をしてしまっても、大丈夫。たくさんの枝分かれを知る中で、失敗もチャレンジもたくさん経験し、成長できるはずです。
僕が絵本を読んでくれる子どもたちに伝えたいのは、「君は君らしく、自然に軌道修正していけるから、絶対大丈夫だよ」ということ。
今、自分が大切だと思うことを、これからも大切にしていれば、自分らしくなれる。幸せになれる――そのことを、僕は手を変え品を変え、絵本を通して、読者の子どもたちに伝えていきたいと思っています。
(取材・文/玉居子泰子)