週末はもっぱら自然の中で遊びまくり
そんなこんなで子どもの頃の週末は、父母がテニスクラブに行くので、私と妹はテニスコート近くの雑木林で遊んでいました。今思えば完全に放置でしたけど、同じく両親がテニスをしに来ている同年代の友達がたくさんいたので、すごく楽しかったですね。
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その雑木林は遊具など、何もないところだったので、木の実を集めてネックレスやブレスレットを作ったり、おしろい花から白い粉を集めたり、トンボ、トカゲ、バッタ、イナゴを捕まえたり。大きなキノコを発見して、「毒キノコだ~」なんて大騒ぎしたりもしていました。
何をして遊ぶか、どうやってやるかも、誰に教えてもらうわけでもなく、全部子どもたちで考えて、好き勝手やっていました。子どもなりに想像力を働かせていたでしょうし、今思えばすごく貴重な体験だったと思います。
以前、わが家の子どもたちにも自然の中での遊びを体験させたいと思って、郊外の雑木林に、カブトムシやクワガタの幼虫を捕まえに行ったことがあります。朽ちた丸太を転がすと、木や土の中に幼虫がいるんですよ。捕まえて、家で飼育して、ちゃんと成虫になりました。
実は大人になってから、虫を触るのはどうにも苦手になってしまいましたが、そこは仕方なく、子どもたちのために頑張りました(笑)。
小1で算数に目覚めた
小学校は地元の公立に通っていましたが、学校では決して学級委員になるようなしっかり者タイプではなかったです。むしろ、教室の後ろの方で騒いでいるタイプ。ただ勉強はそれなりにできたと思います。特に算数は好きでした。
最初に算数が楽しいと思ったのは、確か1、2年生のときの算数の授業です。担任の先生が問題を出すと、生徒たちにノートの見開きの左ページに問題や回答に至るヒントを書いて、右ページに考え方や答えを書くように言うんです。
先生がちょっとずつヒントを出して、子どもたちに考えさせて、一歩一歩進む感じで最終的に答えにたどり着かせるんですよ。そうやって考えていくのかという論理的な思考過程が好きでした。
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