いしい家流、節約の極意とは

――節約が上手くいくポイントは何だと思いますか?

 家族で話し合いながらしていくことでしょうか。節約レシピも、家族で好みを考えながら作っていくことで、安いだけではない健康と幸せを叶えるためのレシピになると思います。 

 それと、節約で大事なことは、お金の使い道が「世間から見てどうか」ではなく「自分、子ども、夫にとってより良い使い道なのか」ということだと感じています。家族の大事にしていることや使い道のパターンを知れば、節約できる部分は見えてきます。

――節約の先にある、家族の未来像は? 

 いつか店舗付き住宅で、夫と一緒にパン屋をしたいです。そのためには節約を継続しつつ、収入源を多様化させようと思っています。

 子どもが大きくなって、やりたいことや行きたい場所が出てきたときに、そこにお金をかけてあげられるように貯蓄しておきたいと思っています。

(取材・文/永野原梨香)

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永野原梨香
永野原梨香

ながのはら・りか/『週刊エコノミスト』、『AERA』『週刊朝日』などに勤務し、現在、フリーライター。識者インタビューのほか、マネーや子育てをテーマに執筆中。

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