16歳でデビューして以来、歌手、女優、タレントとして活躍し続ける鈴木亜美さん。YouTube「鈴木亜美のあみーゴTV」では、3人のママとしてのナチュラルな姿を見せてくれてもいます。仕事と子育てに多忙な日々でも、手際よく家族のごはんを作り、心地よいお部屋を維持している亜美さんに、ママライフを堪能する秘訣を聞きました。※後編<3児のママ・鈴木亜美「青春時代、もっと楽しめばよかったと思うことも。子どもたちには若い時期を十分楽しんでほしい」>に続く
【写真】鈴木亜美が語る、3人子育ての楽しみ方とは?「きょうだいゲンカも、観察していると本当に面白いんです」きょうだいゲンカは止めずに見守る
――お子さんは小3と年長の男の子、2歳の女の子ですね。上2人はやんちゃざかりですし、末っ子ちゃんはまだ手がかかる時期。さぞかし大変なのでは?
子どもは3歳ずつ離れていて、長男と末っ子は6歳差なのでこの2人は平和なんですけど、長男と次男は常にケンカしています。とった、とられた、使われた……本当にささいなことでケンカになります。
――きょうだいゲンカはどうやっておさめているんですか?
放っておきます(笑)。止めようとして私が仲裁に入ってしまうと、逆に長引いちゃうんですよ。「ママは弟ばかり味方する」とか「なんで自分ばかり怒られるの?」みたいになっちゃう。
でも、気がすむまで2人でモメさせると、どこかでフッとお互いの気持ちがおさまる瞬間が来るんです。
で、少ししたら「さっきはゴメン……」って謝ったりして、また遊び始めるんです。
――「ママー、お兄ちゃんがぁぁぁ!」って、言いつけに来たりしませんか?
来ます、来ます(笑)。でも基本的には「ママには何も聞こえてませ~ん!」っていう姿勢です。しつこく言ってきても「ママはわからないから、2人で解決してね」と話します。
ただ、ずっと見守ってはいます。危ない状況にならないとも限らないし、何より興味深いですから。
――興味深いというのは?
子どもたちも常に成長しているので、「この前までは、ここですぐケンカになってたけど、今回はこういう反応をするのか!」っていう新たな展開になるんです。
それが本当におもしろいんですよ。
おや? 今回は弟が言い返したぞ! 兄、びっくりしてる! 反論できず悔しがる! これはおもしろいぞ、次はどうなる? おおっと、そこに妹登場。妹が「ダメー!」と兄をかばう、2歳児が仲裁し始めた~!
……みたいな感じで、脳内ナレーションしてみています(笑)。
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