「どうやっておかねをかせげるか」と相談を寄せてくれた小学2年生のてるくん。数多くの子ども向けライブを開催し、子どものお悩み相談本『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)も出版した小島よしおさんが、さまざまな悩みや疑問に答えるAERA with Kids+の本連載。そもそもお金を稼ぐとはどういうことなのか、小学生のうちからお金を稼ぐためにできる経験について考えてくれました。
【写真】いつだって全力!ネタ中の小島よしおさんはこちら【よしおの答え】
てるくんピーヤ、将来のお金の稼ぎ方が気になるのかな? それとも今お金を稼ぎたいのかな? 小学生だと、「お小遣い」や「お年玉」でお金をもらうことがあるよね。お家のお手伝いをして50円、みたいな。
よしおは小学生のころ、年末の大掃除のときとかに窓ふきをしたら50円とか、1カ所手伝うごとにお小遣いをもらっていたよ。でも、毎回必ずもらえるルールにはなっていなかったかなあ……。
毎月のお小遣いは、小学6年生のときに1000円もらっていたかな。ミニ四駆や駄菓子を買ったり、お小遣いをためてファミコンのソフトを買ったりしていたよ。小学生のころのよしおは「お金、あったらいいな~」くらいのことを考えていたかも。
小学2年生のうちから「どうやっておかねをかせげるのか」と考えているてるくんは、何か欲しいものがあるのかな? 今お金を稼ぎたいのか、それとも将来の話なのかはわからないけど、そもそもお金を稼ぐということはどういうことなのか考えてみよう!
そもそも「お金を稼ぐ」ってどんなこと?
てるくんから相談をもらって改めて「お金を稼ぐこと」について考えてみた。お金を稼ぐってことは、仕事をしてその代わりにお金をもらうってことだよね。で、その仕事というものは「誰かが必要としていること」だと思う。
よしおの仕事はお笑い芸人。「笑いたい」とか「笑ってストレスを発散させたい」とか「嫌な気持ちを忘れたい」とか、そういうことが必要な人たちに「笑い」というものを提供している。たまにスベることもあるけど……(笑)。だからよしおは、お金を稼ぐってことは人に喜んでもらえることをすることなのかな、って考えた。
次のページへ小学生の発案が商品化!