――来年3月にはメンバー、岩永洋昭さんの卒業が予定されています。純烈の物語もまだまだ目が離せませんが、プロデューサーである酒井さんの思いは?

 コンサートのペース配分も含めて、どう進んでいくのがベストか、ほんまにいろんなパターンを考えてる最中です。今は年間300ステージに立って、アクセルベタ踏みですからね(笑)。これは紅白初出場を叶えるためのペース配分だったんです。2018年に突破してからもずっと続けてきたけど、もう僕も来年50歳になりますし、メンバーの数も変わってきたり、環境も様々に変わっていく中でどう塩梅をつけていくか……。

 ま、来年3人で始動して、その雰囲気を見て決めるかな。定期的なライブはやるけど少しだけアクセルを緩める感じにするのか、まったく別の章が始まるのか……。今のところ、ぐわ~っと加速させるイメージはないんやけどね、でもこれがわかんない。「え、俺そんなこと言った?」ってことの連続ですから(笑)。

(取材・文/大道絵里子)

純烈リーダー・酒井一圭 4人の子どもに身をもって伝えてきた「絶対チャンスに恵まれる」秘訣とは?
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大道絵里子
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