ムード歌謡グループ「純烈」のリーダー兼プロデューサーとして活躍中の酒井一圭さん。子役や戦隊ヒーローを経て、元ヒーロー俳優を中心にした「純烈」を2007年に結成。今や6年連続で紅白歌合戦に出場し、初の武道館コンサートを控える人気グループです。一方、プライベートでは20歳の長男、18歳の長女、16歳の次男、11歳の三男と、三男一女のパパとしても奮闘中。子育てにおける酒井さんの役わりや、子どもたちに教えている成功の秘策などをお聞きしました。※後編<純烈リーダー・酒井「妻の力は計り知れない」 子どもたちに苦労を見せず「演じ切ってくれました」>に続く

MENU みんな仲よくて、気性が穏やかなライオンのよう 20歳の長男を今もハンドパワーで寝かせつけ 純烈のファンは「親戚」みたい 1日付きっきりでダンスを教えてくれた娘

みんな仲よくて、気性が穏やかなライオンのよう

――酒井さんから見て、どんなお子さんたちですか?

 上の3人は純烈結成前だったり、まだ食えない時代に生まれていて、それぞれが「あの時代の俺」「この時代の俺」みたいに、どこか昔の俺に似ているんですよ。みんな背も大きくて。一番下の子だけは、赤ちゃんの頃から純烈がある程度成功しているので、まるまる太っていて眼鏡もかけているので、今の俺によく似ています(笑)。

 きょうだいの年齢の幅はあるけど、みんな仲がよくて気性が穏やかなんです。なんかね、僕が「ただいま」と家に帰ってきたら、母ライオンの周りに子ライオンがくっつくみたいに、奥さんと子どもたちがソファーでくつろいでるんですよ。奥さんに対して「このくそばばあ!」とかも言わないし、学校で喧嘩して停学になるような俺みたいなやつは一人もいない(笑)。

――子役として大人の世界で揉まれてきた酒井さんの子ども時代とは、まったく違いますか?

 違うね。俺は早熟で生意気で、親や学校の先生とかが「右に行け」と言うと、絶対に左に行く天邪鬼。「不安定こそ正義」みたいに、あらゆることに首を突っ込んで生きてきたんですけど、子どもたちはまったくそういうのがないです。「お前ら、俺みたいに波乱万丈の人生と普通の人生、どっちがええんや」と聞いたら、全員「普通」「普通」「普通」って(笑)。

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大道絵里子
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